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ゲートボールは戦略とチームワークが重要なチームビルディングにピッタリのスポーツ!

【チームビルディング大百科について】
コミュニケーション面で課題を抱えている企業は多く、それを解決するべく多くの企業が「チームビルディング」に注目しています。
チームビルディング大百科ではわくわくするようなチームビルディンの手法(アクティビティ)についてご紹介しています!

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この記事を読んでいただいているということは少なからず「チームビルディング」や「スポーツ」「チームワーク」というキーワードでここにたどり着いたのではないかと思います。

数多あるスポーツの中からゲートボールに着目するとはなかなか鋭い視点をお持ちの様ですね!メジャーなスポーツであればルールや、それをチームビルディングで行うことによる効果もなんとなく想像ができるかと思います。ではゲートボールのことは詳しくご存知でしょうか?高齢の方が公園でやっているスポーツという認知度は高いと思いますが、それ以上の細かなルールまで知っている方は少ないと思います。

高齢の方々がやっていることからも分かるように、身体的な負荷は大きくありません。必要なのは戦略を練る「知力」と「チームワーク」です。パワーも体力も必要ないので部署の中に老若男女入り混じっていて皆が平等に誰でも楽しめるスポーツをお探しの方にはピッタリだと思います!

このあとルールの説明をしていきますので是非ご覧ください。ルールを知ったら、きっとやってみたいと思えるはずです!

■目次
1. ゲートボールとは
 ・ゲートボールのルール
 ・点数の取り方と勝敗
 ・その他のルールや反則
2. 味方を思いやるチームプレーが勝利のカギ!?
3. 雨天のときはどうする?天候に左右されないチームビルディング
 ・室内で出来るチームビルディング① マシュマロチャレンジ
 ・室内で出来るチームビルディング② ロングタイムドミノ
 ・室内で出来るチームビルディング③ 料理でチームビルディング

ゲートボールとは

詳しいルールの前にゲートボールについて簡単に説明します。ゲートボールはクロッケーという球技をもとにして1940年頃に日本で作られたスポーツです。ボールを打つ動作はなんとなく想像しやすいと思います。その動作からお年寄りがやるゴルフのようなスポーツと認識されがちですが、戦術的な部分はビリヤードに似ています。ビリヤードは個人競技ですが、ゲートボールは複数人のチーム戦です。チーム全員でコミュニケーションを取りながら自分のチームを有利にしたり、相手のボールの行く先を読んだりと戦略を立てながら勝利を目指すスポーツです。年齢や言葉、身体的な違いに関係なく楽しめるユニバーサルスポーツでもあります。それでは細かいルールの説明です。

ゲートボールのルール

・プレー人数
1チーム5人 5人対5人で対戦します。この際プレーヤーには背番号を付けます。奇数のチーム(1、3、5、7、9)と偶数のチーム(2、4、6、8、10)に分かれます。(チームビルディングとして行う際に、人数が揃わなければ4人対4人・3人対3人でもゲームは可能です。)

・ゲーム時間
30分間です。

・コートの大きさ
縦15m横20mです。コートの中に第1~第3ゲートまで3つのゲートと、コート中央に一本のゴールポールがあります。

・ボールの打順
赤い色の付いたボールと、白い色の付いたボールがあり、それぞれに番号が書かれています。赤球には(1、3、5、7、9の奇数)白球には(2、4、6、8、10の偶数)が書かれているので番号順に打っていきます。1番の背番号を付けたプレーヤーは1番のボールを打ちます。10番まで回ったら1番に戻りゲーム終了まで繰り返します。(プレーヤーの人数とボールの数は同数にしてください。3人対3人の場合は1~6番までの6つのボールを使用します。)

点数の取り方と勝敗

・ボールがゲートを抜けるとプレーヤーに1点が入ります。ただし第1ゲートから順番に通さないと得点が入りません。

・第3ゲートを通したら最後はゴールポールを狙います。ゴールポールに当たったら2点がプレーヤーに入ります。ゴールポールに当てたらそのプレーヤーは「あがり」といいそのプレーヤーはゲーム終了です。あがったらまだプレーしているチームのメンバーの応援やアドバイスを行いましょう。

・ゲートを通して3点、ゴールポールに当てて2点、1人最大5点獲得可能です。

・30分のゲーム時間が終了した時点でチームの合計点数が高い方が勝利となります。

その他のルールや反則

・アウトボール
自分が打ったボールがコートの外に出てしまった場合や、他のプレーヤーの打ったボールが当たって弾き出されてしまった場合アウトボールとなります。アウトボールになったら次に打順が回って来た際に、コートの中に打ち入れて復帰します。その際、ゲートを通したりゴールポールに当てても得点になりません。コート内に打ち入れるだけで自分の番が終了してしまうのでアウトボールにならないようにボールをコントロールする必要があります。

・タッチとスパーク打撃
自分が打ったボールが他のボールにぶつかることを「タッチ」と言います。タッチをしたら、タッチしたボールで「スパーク打撃」を行うことが出来ます。スパーク打撃とは自分の打ったボールの隣にボール(ぶつかったボール)を置き、自分のボールを足で踏んで固定します。その状態で自分のボールを打つと隣に置いたボールだけが飛んで行きます。スパーク打撃するボールが味方のボールだったらゲートを狙ってサポートをしても良いですし、相手ボールだったら遠くに飛ばして相手を不利な状態にしてもOKです。

・2打続けて打てる場合
基本的には打順1回につき1打ですが、「ゲートを通った時」と「スパーク打撃をした時」はさらに続けてもう1打できます。仮にゲートを通った後にタッチをしたら、「ゲートを通った時」と「スパーク打撃をした時」でそれぞれ1打ずつ付与されるので、スパーク打撃の後に2打も打つことが出来ます。こういったビッグプレーがあると戦局を大きく変えることが出来ますし、うまく決まったら盛り上がること間違いなしです。

・2度タッチ
スパーク打撃の後は続けてボールを打つことが出来ますが、その際に再度同じボールにタッチするとルール違反となります。2度目にタッチした場所の一番近い所からアウトボールになります。

・10秒ルール
1打につき10秒以内に打たないといけないルールが存在します。10秒以内に打てないとその場で失格となり、以降のゲームに参加出来ません。これは点数的にリードしているチームが遅延行為を行わない様にする為のルールです。チームビルディングで行う際は慣れていないでしょうから、20~30秒程度に緩和してもいいかもしれませんね。

公式のルールでは他にもより細かなルールが決められていますが、チームビルディングとして行うのでしたら上記のルールを守れば十分に楽しめると思います。

ゲートボールの道具はインターネットで40000~50000円で全員分のセット一式を揃えることが出来ます。そこまでお金をかけたくないよという方はまずは手作りでゲートボールの楽しさを知ることから始めても良いかもしれません。材料は100均でも揃えられると思います。ボールはゴムボールやテニスボールにマジックペンで番号を書きます。スティックは箒などの長い柄がついたもの。ゲートはティッシュ箱を二つ立てて置けばOKです。2000~3000円で準備が出来ると思います。この場合は風の影響を受けやすいので広めの会議室等の屋内で行うことをお勧めします。

味方を思いやるチームプレーが勝利のカギ!?

ゲートボールに触れあった事の無い方にとっては細かなルールもあり、文章だけだとイメージが湧きにくいかもしれませんので、実際にチームビルディングで行う際には練習ゲームを何度か行ってから本番のゲームに臨むようにしてください。

ルールや戦略を理解した上でゲートボールをプレーしたら誰でも楽しいと感じることが出来るはずです。老若男女入り混じるチームビルディングにおいて「誰でも」楽しめるということはとても大切ですよね。ゲートボールでは全力ダッシュはしません。急いでいても早歩きか小走り程度です。さらにボールを打つ時にも必要なのは「力」ではなく、ちょうどいい所にボールを動かす「力加減」なので体力の心配は不要です。

体力の代わりに必要なのは知力とチームワークです。ゲートボールは制限時間内にチーム全体で点数がどれだけ取れたかを競う競技です。もちろん自分自身が点数を稼ぐ事も重要ですが、それ以上に重要なのは相手が点数を取りにくくする事と、味方が点数を取りやすくなるようにする事です。自分がゲートを狙えない位置にいる時は相手プレイヤーの妨害になるところに打ったり、味方プレイヤーの盾になる位置に打ったりと戦略は様々です。戦略のバリエーションが豊富なので、味方同士で作戦を共有することが求められます。自分の思い描く作戦を味方へ正確に伝えることでコミュニケーションが活性化されます。自分たちで考えた作戦がうまく決まった時には達成感を感じ、チームの団結力も高まること間違いなしです。

このように知力とチームワークがあれば誰でも楽しめるスポーツなので、老若男女入り混じる部署で楽しくチームビルディングをしたいと考えているなら一度ゲートボールをやってみてはいかがでしょうか。

雨天の時はどうする?天候に左右されないチームビルディング

アウトドア型のチームビルディングの最大の魅力は、開放感溢れる自然環境の中で仲間と一緒に過ごすことで、より対話が深まるところにあります。しかしながら、デメリットとしては「天候に左右される」という点が1番に挙げられます。時間をかけて計画しても、悪天候で中止になると再度スケジュールの調整が必要になることも。雨の時はどうするのか?そこを想定した上でスケジュール設計をしましょう。再調整が難しい場合のことも踏まえ、室内で出来るチームビルディングもチェックしておくことをおすすめします。ここでは、室内で出来るおすすめのチームビルディングをご紹介します。

室内で出来るチームビルディング① マシュマロチャレンジ

「マシュマロチャレンジ」とは、乾燥パスタ、マスキングテープ、ヒモ、マシュマロ、ハサミを用意し、これらの道具を用いて制限時間内にいかに高い自立式のタワーを建てられるかを競うゲームです。
パスタは細く折れやすく、補強をしたくても使える材料は本数や長さが決められています。
やってみるとなかなか難しいゲームであり、様々な問題と悩みにぶち当たります。メンバーと力を合わせて、問題に立ち向かう必要があります。

 

室内で出来るチームビルディング② ロングタイムドミノ

「ロングタイムドミノ」とは、各チーム同じ数のドミノピースを使い、より長い時間倒れ続ける並べ方を模索するゲームです。
各チームにドミノが100〜200個配布され、ゲームの最初に5分間の作戦会議を開き、その後7分間でドミノを並べます。並べ終わったら1チームずつドミノを倒し、最も長い時間ドミノが倒れ続けたチームが勝利となります。ゲームを3回繰り返して、最後の一回で一番長くドミノを倒し続けたチームが優勝です。

 

室内で出来るチームビルディング③ 料理でチームビルディング

料理を作り上げる共同作業には、役割分担」「得手不得手の把握」「段取り」「協力・協調性の醸成」「クリエイティビティ」など、一つの仕事を成し遂げるための流れと共通する要素が沢山含まれています。
料理を通して社員同士の親睦を深め、チームワークやコミュニケーションの重要性を学べます。また、料理は言葉や習慣などの壁を越えて人と人とを繋げ、感動を分かち合うことがでます。多国籍の職場はもちろん、お互いの立場を気にせずに楽しめるので新チーム結成時などの交流イベントとして人気のあるチームビルディングです。


チームビルディングには様々な手法があります。だからこそ、何しよう?とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にはチームビルディング診断機能をご活用ください。機能は条件を絞り込んで見つける方法と質問に答えて見つける方法の2種類。あなたのチームにぴったりなチームビルディングが見つかりますように。