ひろびろレンタルキッチンスペース「パティア」
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ビジネス向け 飲食店を始める時の準備とポイントとは?<前編>

飲食店を始める時の準備とポイントとは?<前編>

こんにちはレンタルキッチンスペース パティアです。

若い方たちが持つ夢の一つに「自分のお店を持ちたい」というのがあります。そのお店の中でも「カフェやレストランなどの飲食店」と明確にする方も少なくありません。我々のスペースでも、飲食店を本格的にスタートする前に、まずはパティアを借りて試食会を開催してくださるお客様が多くいらっしゃいます。

そこで今回は飲食店を始めようとする時に、どのような準備をすればよいのかを前編・後編に分けてお届けします。

 

■目次

・飲食店を開業する際にコンセプトを決めておくのが重要な理由とは?

・飲食店を開業する際に物件探しが重要な理由とは?

・飲食店を開業する際の物件探しのポイントとは?

・飲食店を開業する際の物件探しの注意点とは?

・飲食店を始める時の準備とポイント<前編まとめ>

 

飲食店を開業する際にコンセプトを決めておくのが重要な理由とは?

飲食店を開業する際、お店のコンセプトを明確に示すことはとても大切です。コンセプトが明確であれば、競合する飲食店との差別化を図りやすくなり、多くのお客さんに選んでもらえるというメリットにつながるからです。

コンセプトを考える際のヒントとなるのは「7W2H」というポイントです。これは「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」「Why」「How」「How much」の9つになります。

つまり「いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どれを、なぜ、どのように、いくらで」を押さえておくことで、戦略やアイデアの幅が広がり、新しい発想にもつながるということです。この際、考えやすくするためのツールとして「コンセプトシート」を活用することをおすすめします。

飲食店の開業にあたって、コンセプトの設計は非常に大切です。お店の内装や外装に反映させたり、従業員との間でお店のイメージを共有したりすることにつながるだけでなく、そのお店の「売り」にしたい食材やメニューを考えやすくなるからです。

 

飲食店を開業する際に物件探しが重要な理由とは?

飲食店を開業する際、物件探しをできるだけ早い段階で行って下さい。なぜなら、多くの物件には一長一短があり、理想の物件というのはそう簡単には見つからないからです。

物件選びで最も大事なのが「立地」です。立地には駅近・繁華街・商店街・ビジネス街・ロードサイド・住宅街などがありますが、それぞれにおすすめの飲食店は異なります。

客層や混雑する時間帯はそれぞれで異なります。賃料なども立地によって左右されます。その物件がコンセプトやニーズに合っているか、人通りがあるのか、家賃は支払っていけるのかなど、計画しているお店にマッチした物件を見つけなければなりません。

物件選びでは出店を希望するエリアの不動産業者を訪ねましょう。インターネットでの検索も欠かせません。直接現地を歩いて探すことでも、「テナント募集」のポスターは見つかります。

少なくとも開店予定日の3ヶ月前までには店舗物件は決めておくのが基本となります。決定は焦らずとも、候補は絞っておいて下さい。

 

飲食店を開業する際の物件探しのポイントとは?

物件選びでは、まず周辺状況の確認が大事になります。大きな駅の近くであっても、人通りが無ければ問題です。逆に小さな駅の近くでも、人の流れが多ければ価値があります。

店舗の外観も大事です。どの程度目立つような看板などが付けられるのか、間口の広さは十分なのか、といった点に注意して下さい。

フロアの構造も大事です。客席や動線がしっかり確保できているか、レイアウトは適正かなども見ておきましょう。

インフラが整っているかも大事です。電気・水道・ガスが来ており、十分な容量が確保できるかを確認しておきましょう。厨房設備のダクトや防水性もしっかり見ておきましょう。

飲食店なら衛生面にも注意しなければなりません。不衛生なゴキブリやネズミなどが出ないのかも気になります。そして、賃貸の条件や引き渡しの時期の確認も重要です。

 

飲食店を開業する際の物件探しの注意点とは?

評価が高まり口コミで集まるようなお店でもない限り、物件選びの注意点を守って理想に近い物件を見つけることが大事になります。そのためにまず物件の種類を知っておきましょう。

物件の種類には、居抜き物件とスケルトン物件という違いがあります。居抜き物件というのは、内装や設備が残った状態の物件のことです。開業するに当たっての工期や工費が抑えられるというメリットはありますが、レイアウトやデザインを変えにくいというデメリットがあります。

スケルトン物件というのは建物が構造躯体だけの状態の物件です。レイアウトやデザインが自由にできますが、工期や工費がかさむ、退去時の原状回復が必要になるという問題があります。

立地の面ではオフィス街、商業立地、住宅立地などの違いがあります。オフィス街では平日の客も見込めますが、土日の人通りは少なくなります。

商業立地では販促の費用対効果は高いですが、他店との競合や高い賃料が問題となります。住宅立地ではリピーターが確保しやすい反面、周辺住民に限られる、販促の費用対効果が低いというマイナス面があります。

 

飲食店を始める時の準備とポイント<前編まとめ>

飲食店を開業しようとする際、お店のコンセプトを明確にすることは、お客様からお店を選んでもらえることにもつながります。飲食店を考える際、物件探しは最重要です。なぜなら、多くの物件には一長一短があり、理想の物件はそう簡単には見つからないからです。物件選びでは、周辺状況、外観、フロアの構造、インフラ、賃貸条件、引き渡し時期などが大事になります。物件の種類には、内装や設備が残った状態の居抜き物件と、建物が構造躯体だけの状態のスケルトン物件があります。飲食店はまずお客様に来てもらい、味わってもらうことから始まります。そのためには、なるべく多くの方に来てもらえるような物件を探さなければなりません。ベストな物件が見つからなくても、理想に近い物件を見つけて開業に向かって下さい。

 

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