レシピ 日本酒が主役のパーティーのおすすめのおつまみとは?
近年、日本酒の人気が高まっています。日本酒といえば男性が飲むものというイメージが強かったかもしれません。しかし、最近ではおしゃれな日本酒も増えてきて、女子会などでも日本酒が楽しまれるようになってきました。女性や初心者の方にも飲みやすい日本酒のセットなども売られていますし、様々な種類の日本酒を持ち寄って飲み比べしてみるのも楽しいものです。
では、そのような日本酒が主役のパーティーでは、どのようなおつまみを用意すれば良いでしょうか。ここでは日本酒に合う料理をご紹介しますので、参考にしてください。
■目次
・まぐろユッケってどんな料理?作り方とは?
・塩肉じゃがってどんな料理?作り方とは?
・どて焼きってどんな料理?作り方とは?
・つくねってどんな料理?作り方とは?
・豚の角煮ってどんな料理?作り方とは?
・日本酒が美味しい季節!日本酒に合うパーティーのおつまみまとめ
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日本酒が主役のパーティーにおすすめのまぐろユッケってどんな料理?作り方とは?
ご飯が進むメニューとして人気のマグロユッケは、お酒にもピッタリなおつまみです。特にどっしりコクのある日本酒との相性が抜群なので、日本酒が主役のパーティーのメニューに取り入れてはいかがでしょうか。
作り方はとても簡単ですので、2人前の分量でご紹介してみましょう。
醤油(大さじ1)、煎り白ごま、砂糖、酒、コチュジャン、胡麻油(各小さじ1)をボウルに入れ、かき混ぜておきます。そこに、マグロ(150g)を5mm幅の食べやすいサイズにカットして混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて20分から30分ほど待ちます。
具材が冷えて浸かったら食べ頃です。器に盛り付け、小ねぎや煎り白ごまを振って頂きます。
ウズラの卵や温泉卵と組み合わせると栄養価も高まる上、より美味しくなるでしょう。
なお、市販の焼き肉のたれを使えば、よりお手軽に作れますし、他にも納豆やアボカド、キムチとの組み合わせなど、色々なアレンジがあるでしょう。特に夏季は香味野菜を添えて食べるのがおすすめです。
日本酒が主役のパーティーにおすすめの塩肉じゃがってどんな料理?作り方とは?
肉じゃがは和食の定番メニューであると同時に、特にサッパリ系の日本酒と相性の良いとされるレシピです。ここでは煮汁まで楽しめる塩肉じゃがの作り方をご紹介します。
ジャガイモ(大2個、300g)は皮をむいて適度な大きさに切り分け、水に4分程さらしておきます。豚バラ薄切り肉(150g)は4㎝から5㎝の長さに、玉葱(半個、100g)はくし切りに、にんにく(1片)は薄切りにして下さい。
鍋にごま油を敷き、大蒜を中火で炒め、豚肉を加えます。肉の色が変わったら、他の具材も加えて、全体に油が回るよう手早く炒めます。鍋に酒とみりん(各大さじ1)、塩(小さじ4分の1)、鶏ガラスープの素(小さじ2)を水(300ml)と一緒に加え、更に加熱します。
煮立ったら灰汁を取り除き、火加減を弱くして15分から20分ほど煮込みます。ジャガイモに十分に火が通り、柔らかくなったら火から下ろします。味見をして、物足りなければ塩を追加します。お好みにより粗挽きの黒胡椒を加えて下さい。器に盛り付ければ完成です。
塩肉じゃがは、ホクホクのジャガイモと野菜の旨味がしっかり溶け込んだ煮汁がたまらないメニューです。日本酒が主役のパーティーなら、お酒の味わいを一層引き立て名脇役になってくれるでしょう。
日本酒が主役のパーティーにおすすめのどて焼きってどんな料理?作り方とは?
「どて焼き」とは、牛すじや蒟蒻を味噌で煮込んだ一品です。大阪名物とも言われており、おこのみ焼き・たこ焼き・どて焼きを「三大焼き」と呼びます。
浅い鍋を使い具材の周りに味噌を「土手」の形に盛って焼くように作っていたため、「どて焼き」と名前がついたという説があります。現在では煮込んで作ることが多く、全国的には「牛すじ煮」と呼ばれることが多いようです。
作り方は意外と簡単で、下茹でした牛すじと蒟蒻を、味噌・だし汁・酒・みりん・砂糖・醤油と一緒に煮込むだけです。大根やニンジンを一緒に煮込んでもおいしいです。お砂糖多めで甘口に仕上げれば、お子さんのごはんのおかずにもなります。
味噌の種類によって風味が変わるので、ぜひお好きな味噌で試してみてください。おこのみで食べる際に小ネギや一味を振るとさらにおいしさがアップします。
牛すじの臭みを残さないためには、脂や灰汁をできるだけ取ることがポイントです。下茹での前後に水洗いをすると、臭みをより取り除くことができます。また、煮込む際にスライスした生姜を一緒に入れると、臭みを抑えながら風味を足すことができるのでオススメです。
味噌のこっくりとした味がしみ込んだやわらかな牛すじは、芳醇な熱燗ともキリリとした冷酒ともピッタリです。一晩置くと味がより一層しみ込むので、作り置きにも向いています。
日本酒が主役のパーティーにおすすめのつくねってどんな料理?作り方とは?
日本酒が主役になるパーティーでは、日本酒によく合う料理が欠かせません。居酒屋の定番といえば、焼き鶏です。つくねとはどんな料理なのでしょうか。
「つくねる」という言葉には「こねて丸める」という意味があり、これが料理のつくねの語源となっています。つくねは分かりやすく言うと「鶏肉を使った肉団子」で、フラットな形にして串刺しにして焼いたものが日本酒によく合います。それ以外に球状にして鍋料理で使うこともあります。
つくね2人分での材料は、鶏モモひき肉250~300g、ネギ1/2本、生姜1かけ、大葉2枚、コショウ少し、酒大さじ2、塩適量、小麦粉大さじ1弱、他に醤油、みりん、砂糖も使います。
まずタレはフライパンなどにタレの材料を入れ軽く煮詰めます。弱火で1分ほど沸騰させ、とろみをつけます。
タレの材料は、醤油:みりん:酒:砂糖=2:2:1:1の割合です。
肉ダネの作り方は、まずひき肉を滑らかになるまでこねます。コショウ、酒、塩、小麦粉を加えて混ぜます。そこに、みじん切りにしたネギ、生姜、大葉を加えて混ぜます。
キッチンシート上に広げ、食べやすい大きさに区切っていきます。それぞれに串を指し、食べやすい形にします。フライパンに油を熱し、弱火でゆっくり焼きます。水分はキッチンペーパーで吸い取ります。両面に焼き目が付いたらできあがりです。
日本酒が主役のパーティーにおすすめの豚の角煮ってどんな料理?作り方とは?
冬といえば日本酒がより美味しく感じられる季節。温かい部屋の中で家族や友人とホームパーティーをする機会も増えるでしょう。そんなパーティーで日本酒と一緒に味わうおすすめのおつまみが、豚の角煮です。豚の角煮は、覚えてしまえばどなたでも簡単に作る事が出来ます。
使う豚肉は豚バラ肉のかたまりで、お近くのスーパーでも簡単に手に入ります。更に材料としては、スライスした生姜と長ネギ、水と日本酒、更に醤油や砂糖片栗粉を用意します。特に日本酒は和食の調理に多く利用されますが、豚の角煮も日本酒を加える事で豚肉の旨味が増すと共に、ふっくらとした豚の角煮に仕上げる事が出来ます。
豚バラ肉を食べやすい大きさにカットし、片栗粉を軽くまぶし豚バラ肉の表面に軽く焼き目を付けます。その後、たっぷりのお湯で生姜と長ネギと一緒に1時間ほど下茹でします。下茹でする際は、コメのとぎ汁を使うと豚肉の余分な脂分と臭みを抜く事が出来ます。
下茹でした豚バラ肉を取り出し、1対1で割った水と日本酒に適量の砂糖を加え強火で煮込んでいきます。煮込む際の注意点は、豚バラ肉をしっかりと煮汁に浸す事と、ある程度豚バラ肉に味が染みてきたら弱火にして落し蓋等で更に味をしみ込ませる事です。
味がしみてきたら肉の柔らかさと味を確認しながら煮詰めて行きます。また、煮終わった豚の角煮をしばらく放置しておく事で、味がしみ込みより美味しく仕上げる事ができます。
日本酒が美味しい季節!日本酒に合うパーティーのおつまみまとめ
本格的な冬を目前に、日本酒がおいしい時季になってきました。熱燗をちびちびと、冷酒をクイッと、様々な楽しみ方ができる日本酒ですが、そこに手作りのおいしいおつまみを添えられたらもっと素敵です。日本酒との相性バッチリなおつまみを用意して、日本酒パーティーを楽しみましょう。
日本酒に合うおつまみといえば、まぐろユッケ、塩肉じゃが、どて焼き、つくね、豚の角煮などがおすすめです。やはり日本酒には和食が合いますが、日本酒といっても様々な種類がありますので、飲み比べをするなら様々な料理を用意しておいた方が、より一層楽しめます。
これらのメニューはいずれも難しいものではないので、日本酒パーティーでぜひ作ってみてください。
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